遊びに行こっ!

子供と楽しめるスポットをユーモアを交えて(?)書いています。隊長のすけさん(筆者)と隊員のカイ隊員(兄)、アー隊員(妹)と行く珍道中です。

大人も子供も楽しめるよ!碓氷峠鉄道文化むらに行こう!

はじめまして!

このブログは、「親子でおでかけ」をテーマに各地に出かけた場所を紹介していきます。旅行と鉄道好きな父さんのブログの姉妹ブログになります。このトレイン発見隊の方は、単発系で子供と楽しめる旅を紹介していきたいと思っています。

 

登場するのは、うちの息子11歳(カイ隊員)と娘5歳(アー隊員)と隊長である私の3人(または2人)でいろんな場所を巡って行きたいと思います。子供の写真を多めに使う予定です。それではこちらもよろしくお願いします!

 

記念すべき第1回は、群馬県にある碓氷峠鉄道文化むらを紹介します!鉄道好きなお子さんがいるご家庭なら、一度は行ってみたい場所かなと思います。

 

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こちらが碓氷峠鉄道文化むらの最寄り駅の信越本線横川駅です。東京からは上越新幹線、または高崎線から信越本線の横川行きに乗り換えると到着できます。かつては、横川から先の軽井沢まで線路で繋がっていましたが、北陸新幹線の開業と同時に廃止となり、現在の横川までの路線となりました。実はこの信越本線は、長野を通り越して新潟県直江津駅から新潟駅までも信越本線と名乗っています。昔は高崎駅から新潟駅まで1本の線路で繋がっていました。

 

横川駅から軽井沢駅までの間に、碓氷峠という鉄道の難所が存在しました。何がすごいかって、それは軽井沢駅まで連続的に上り坂がつづくという所。その勾配がきつく、専用の機関車を連結して客車を押し上げていたのです。

 

 

横川駅って聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。デパートなんかで開催されている駅弁大会で「峠の釜めし」が販売されていたりしますが、峠の釜めしを製造しているおぎのやさんの本店が駅前にあります。

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私の田舎が富山にあって、大宮から特急列車で向かう際に横川駅ではいつも、峠の釜めしを購入してもらっていました。今では見られないホームでの立ち売りで、停車時間はわずか4分に、列車の乗客がこの峠の釜めしを求めてくるので、乗り遅れるのではとハラハラしたのが懐かしいです。

 

峠の釜めしでいつも最初に食べるのがあんずです。好みがあるとは思いますが、私はこのあんずが大好きです。子供の頃は、このあんず目当てで買っていたようなものです。

 

峠の釜めしは園内でも販売しています!

 

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横川駅から徒歩2~3分程で、今回の目的地である碓氷峠鉄道文化むらの入園口に到着できます。横川駅を出て左に進むと見えるので、初めての方でも迷うことなく行くことが出来ると思います。

 

入園してすぐに、楽しげな鉄道が走っているではありませんか!これは子どもが喜びそうなので、後で乗ることにしますよ!

 

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さぁ楽しむぞっと思った矢先、カイとアーはバッテリーカーに乗り込んでしまいました。1回200円と山価格のバッテリーカーを3回も乗ってくれました(゚Д゚;)ご乗車ありがとうございました!

 

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気を取り直して鉄道資料館の展示物を見学していきます。

碓氷峠を知っている世代にとっては、涙ちょちょぎれものの展示物が多くあり楽しめます。北陸新幹線しか知らないうちの子らは、あさまってE7系だよねってとぼけてくれますよ!私はその隣にある、白山のヘッドマークに懐かしさがよみがえりました。

 

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ジオラマもあり、小さなお子さんも喜んでました。1時間おきくらいに説明付きの走行ショーがあり、大人も楽しめるようになっています。ショーの時間になると多くのギャラリーで賑わっていました。イスが2列あるのですが、前列で見たい場合は早めに確保するのがおすすめです!

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碓氷峠の主であるEF63という電気機関車は外すことができません!もちろん運転席に座ることができますので、特に男の子は大喜び間違いなしです!

 

運転席に入るだけじゃ飽き足らない大人は、このEF63を実際に動かすことができます!ただし、思いつきで運転したいです!と言っても当日運転させてくれません。ちゃんと講習を受けてから運転できるようで、講習に丸1日費やしてから別日に運転という形のようです。料金の案内は最後にまとめてありますので、そちらを参考にしてください!

 

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もう小さくもない小5のカイもこのとおり!多くの計器類と操作レバーをいじくりまわします。機関車の運転手さんはこんな多くの装置を操るのですから、相当な技術と知識がないと務まらないのでしょうね。

 

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そして、あさまといえばこの189系でしょう!懐かしいですね~お父さん!

現代人であるお子ちゃまは、E7系じゃないじゃん、って絶対言いますから(# ゚Д゚)なんならE2系でもねぇぞ!昔はこの車両が走っていたんだよって優しく教えてあげましょう!

 

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屋外展示では日本各地を走っていた車両たちが保存されています。

子供には馴染みがない、というより私でも実際に走行している姿を見たことがない車両ばかりでした。SLのD51は同じ群馬県内を今でも走行してますけどね!

 

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それではお楽しみ、あぷとくんに乗車します。あぷとくんは、碓氷峠鉄道文化むら内をゆっくりと1周するアトラクションです。本物の鉄道同様、運転時刻が決められていますので、ホームページや園内の案内をチェックすると効率良く楽しめますよ!

 

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車両が小ぶりなので、車内も狭いのが難点ですが十分楽しめます。

空調がないので、夏は暑いので熱中症にならないよう、事前に水分補給をしておくと良いでしょう。

 

大人しく変化も無くゆっくりと走るので、どれくらい子供が楽しんでくれるかは微妙に感じました(;^ω^)屋外展示の車両を楽して眺められるのが良いです!

 

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最後に紹介するのが、トロッコ列車ラインです。このトロッコ列車ラインですが、実際に使用されていた信越本線碓氷峠の線路を走行します。碓氷峠を2.6km登ると、日帰り温泉の峠の湯という施設があり、そこまで体験乗車することができます。碓氷峠がどれほどの急勾配だったかを、このトロッコ列車に乗ってぜひ体験してもらいたいです。

 

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客車は2両編成で、開放的な窓が無いトロッコタイプ(上)と窓がついた一般車両(下)があります。自由席なので好きな席に座れます。7月に訪問したので、七夕飾りが車内を飾っていました。車内にいながら楽しめるのが良いですね!

 

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トロッコ列車ラインのとうげのゆ行きに限り、途中のまるやま駅に停車します。5分程停車するので、ここで下車して駅前にある旧丸山変電所を見学することができます。

 

ちなみに、旧上り線線路を舗装して遊歩道として整備されています。体力に自信がある方は、碓氷峠鉄道文化むらから旧丸山変電所を経由して、峠の湯、さらに先にあるめがね橋へ行くことができます。

 

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レンガ造りの旧丸山変電所です。中に入ることはできませんが、建物外なら近づいて見学可能です。

 

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トロッコ列車からは群馬の大自然と清流を見ることができます。都会には無いこの大自然の風を、窓なし客車から感じてみてはいかがでしょうか!?

 

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碓氷峠鉄道文化むらから約30分程で、終点のとうげのゆ駅に到着します。

駅前には日帰り温泉、峠の湯があるのでこちらもぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

 

実はこの日はマイカーで出かけたので、鉄道文化むらで遊んでから峠の湯で疲れを癒しました。露天風呂からは妙義山を眺められます。一日のシメにもってこいですよ!

 

番外編

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この碓氷峠で外せない鉄道遺構が存在します。それは、めがね橋です。先ほども触れましたが、横川駅からめがね橋までは遊歩道が整備されていますので、徒歩でも到達できます。そしてこのめがね橋も歩いて渡ることができます。

 

この日はマイカーで訪れましたので、国道18号の旧道を軽井沢方面に走らせると簡単に到達できます。旧道とはいえ、片側1車線確保されているので道幅的には問題ないでしょう。ただ、急カーブ、急勾配の連続なので車で出かけられる方は注意してください!

 

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めがね橋からの眺めです。高いでしょ!お尻がゾクゾクしてしまう程の高さです。ここに来るまでに階段があるのですが、めがね橋に来るまでに足がガタガタになりました…

 

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さらに山側には、信越本線の新線が見えます。このめがね橋は旧線になります。

私が知る碓氷峠はあの新線を走っており、ゆっくりと峠を登るものですから、新線からもこのめがね橋を見ることができました。

 

さぁ、次の休みの予定は決まりましたか?ぜひ参考にしていただけたらと思います。

 

DETA

碓氷峠鉄道文化むら

入場料金…大人500円 小学生300円 小学生未満は無料

あぷとくん乗車料金…大人400円 4歳以上小学生まで200円

トロッコ列車…大人(片道)500円 (往復)900円

        4歳以上小学生まで(片道)300円 (往復)500円

 

開園時間…3/1から10/31 9:00~17:00(最終入園16:30)

       11/1から2/28 9:00~16:30(最終入園16:00)

 

定休日…毎週火曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始

      定休日はお出かけ前にホームページをご確認ください。

 

天然温泉峠の湯

入館料…大人600円~ 子供400円~ 4歳未満無料

     3時間、6時間、終日、時間により料金設定あり

 

営業時間…10:00~21:00(最終20:30)

 

休館日…毎月第2、4火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)